AdSense審査で「有用性の低いコンテンツ」と判断されたあと、最初に行ったのは記事の書き直しではなく、全記事の棚卸しでした。
公開していた68記事を1本ずつ一覧にし、URL、公開日、累計PV、テーマ、今後の扱いを同じ表で確認できるようにしました。この記事では、どんな基準で「残す候補」「保留」「非公開候補」に分けたのかを記録します。
なぜ最初に一覧を作ったのか
それまでは、目の前の記事を1本ずつ直していました。しかし全体像がないままでは、優先順位が分かりません。同じ記事を何度も触ったり、アクセスのある記事をうっかり消したりするおそれもあります。
そこで、まず全68記事を1枚の表にまとめました。
棚卸し表に入れた項目
- 投稿ID
- 公開日
- 記事タイトル
- URL
- WordPressで確認できた累計PV
- 記事のテーマ
- 優先度
- 今後の扱い案
- 判断理由
- 作業状況
ここで大切にしたのは、「削除する記事一覧」を作るのではなく、「判断を保留できる一覧」にすることでした。
最初の集計結果
WordPress内の累計PVを基準に仮集計したところ、累計100PV以上の記事は16本でした。残り52本は、アクセスだけを見ると優先度が低い状態でした。
ただし、52本をそのまま非公開にするという意味ではありません。公開してからの期間が短い記事、Search Consoleに表示回数がある記事、別記事へ統合できる記事が混ざっている可能性があるためです。
3つの扱いに分ける基準
1. 残す候補
- 累計PVが比較的多い
- Search Consoleで表示・クリックが残っている
- 検索意図がはっきりしている
- 事実確認と追記で改善できる
アクセスがあるという理由だけで完成扱いにはしません。内容に誤りや根拠不足があれば修正します。
2. 保留
- 公開から日が浅い
- 類似記事と統合できそう
- アクセスは少ないが、サイト内で必要な役割がある
- Search Consoleの確認がまだ終わっていない
判断材料が足りない記事を、勢いで削除しないための区分です。
3. 非公開候補
- アクセスがほとんどない
- 内容が他の記事と重複している
- 自分で検証できず、今後も独自情報を追加できない
- テーマ変更後のサイトで役割がなくなる
ここでも「候補」としています。実際に非公開にする前に、被リンク、検索表示、内部リンク、統合先の有無を確認します。
301リダイレクトを一律で使わない
旧記事を非公開にするとき、関係のない新しいトップページへ一括で301リダイレクトする方法は取りません。
内容がほぼ同じ統合先がある場合だけ転送を検討し、代わりの記事がなければ404または410を含めて判断します。読者を無関係なページへ送らないことを優先します。
棚卸しで見えたこと
記事数だけを見ると68本ありますが、テーマ別に分けると似た内容が固まっていました。検索キーワードを変えただけで、結論がほぼ同じ記事もあります。
「何本あるか」よりも、「それぞれの記事に別の役割があるか」を見た方が、問題を理解しやすくなりました。
次にすること
- 累計PVが高い16記事をSearch Consoleでも確認する
- 類似記事をグループ化して、統合できるものを探す
- 非公開候補52記事を一括処理せず、検索表示と内部リンクを確認する
- 判断と結果をこのサイトで公開する
この棚卸しは一度決めて終わりではありません。データを確認するたびに扱いを更新し、なぜそう判断したのかも残していきます。

コメント